しかし、
- 「わんちゃんにあったドッグフードを選んであげるにはどうすれば良いのか?」
- 「本当に良いドッグフードはどんなものなのか?」
- 「そもそもどんな種類のドッグフードがあるのか?」
ドッグフードについて、よく分からない方も多いことでしょう。
今回は、初めてわんちゃんを飼う方でも分かるように、ドッグフードの種類や選び方などの様々なお役立ち情報を紹介していきます。

ドッグフードの種類はどんなものがあるの?
突然ですが、ドッグフードの成分表示に関わる規則があることをご存知ですか?
ペットフードの成分表示にはペットフード安全法という規則があります。
- ペットフードの名称
- 賞味期限
- 原材料名
- 原産国名
- 事業者名
- 住所
つまり、この表示のないドッグフードは安全法に違反している商品ということになりますね。
あまりメジャーでない市販品などの安全性を手軽に調べる方法として、この6項目が表示されているのかをまず、確認することをおすすめします。
それでは、ペットフードの具体的な種類にはどのようなものがあるのかをチェックしていきましょう。
総合栄養食
総合栄養食として認められるドッグフードは、そのドッグフードと水だけでわんちゃんの1日の栄養が足りるドッグフードです。
栄養のバランスがしっかりと取れているため、安心してわんちゃんにあげることができます。
おやつをあげる時間のない飼い主さんやお家を空ける時間の多い飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
間食
間食は、3食のご飯以外で与えるおやつやスナックのことです。
トレーニングの一環としてご褒美にあげる飼い主さんが多いようです。
しかし、間食はあげすぎてしまうと肥満や病気の原因にもなるため、飼い主さんが量や頻度の調整をしてあげることが大切です。
基本的に、間食は1日当たりの必要エネルギーの20%以内に抑えることが推奨されます。
療法食
療法食は、特定の症状の改善を目指して、使用されることを意図して作られたドッグフードです。
特定の栄養成分の量を調節することによる食事療法を目的としています。
獣医師の監修の下で特別に配合されたドッグフードなので、栄養成分や内容にも信頼性が高いと言えるでしょう。
その他の目的食
以上に当てはまらないような、その他の目的を持ったわんちゃんの食事としては、栄養補助食や副食があげられます。
栄養補助食は、特定の栄養の調整やカロリーの補給などを目的としたドッグフードです。
主に、病気や老衰により栄養が十分に取れない際の栄養補完に使われます。
また、副食は普段の3食のドッグフードへの食いつきを良くするために使うふりかけなどのトッピングのようなものを指します。
プレミアムドッグフードと通常ドッグフードの違いとは?

ドッグフードの中には、プレミアムドッグフードと通常ドッグフードがあります。
名前を聞いた感じでは、プレミアムドッグフードの方が何だか良さそうな感じはしますが、通常のドッグフードとどのような点が違うのでしょうか?
正確にプレミアムドッグフードと呼ばれる基準は定められていませんが、
一般的には原材料や製造工程を徹底した管理のもと作られているドッグフードを指します。
わんちゃんの健康に特に留意する飼い主さんから、好まれるドッグフードです。
- 「原料となる魚や肉の鮮度にこだわっている」
- 「アレルギー成分を含まないアレルギーフリー」
- 「国産の材料を使っている」
- 「グレインフリー仕立て」
- 「着色料や香料などの合成添加物を使わずに、天然の素材で作られている」
どれも、わんちゃんの健やかな毎日をサポートするのに大切なポイントとなりますね。
中には、特にこだわっているところはなくてもプレミアムドッグフードを称しているものも存在します。
値段の相場もプレミアムドッグフードと通常ドッグフードでは、ほとんど変わらず、物によっては通常ドッグフードの方が高い場合もあります。
名前だけで決めてしまうのではなく、成分や栄養素も見て総合的に考えることをおすすめします。
ライフステージ別ドッグフードの選び方

それぞれのステージでおすすめできるドッグフードのタイプも違うので、
わんちゃんにあったものを選んであげて下さいね。
パピー
運動量が多く成長期に当たるパピーには、多くの栄養が必要となります。そのため、カロリーが高めのドッグフードをあげることをおすすめします。
また、まだ顎の発達していないパピーには成犬と同じドライドッグフードでは食べにくいので、ウェットフードもしくは、パピー用の柔らかいドッグフードをあげて下さい。
パピーは基本的に消費カロリーも多いので、3食にプラスしておやつをあげても大丈夫です。
トレーニングのご褒美にあげると、より効果的にトレーニングを進めることも出来そうですね。
犬の成長期にもっとも気をつけなければならないのが食事管理です。
子犬の間にどんな食事をしたかによって、その子が今後どのような体になるか大きく左右されると言っても過言ではありません。適当にご飯を与えることだけは避けておきたいものです。
アダルト
成長期がある程度落ち着いてきたアダルトのわんちゃんにはパピーの頃よりは少なめのドッグフードをあげて下さい。
3食のごはんを十分にあげた日には、おやつはあげないなどの調整も必要になってきます。
この時期に栄養を取りすぎてしまうと、肥満や病院の原因になってしまうので、消費カロリーとの兼ね合いを計算してあげることもおすすめします。
【成犬・アダルト期】健康的な毎日に!与えたいドッグフードの選び方
病気をしないで元気に暮らす。家族としてお迎えしたワンちゃんに望むことは色々あっても、これに勝ることはないですね。
でも、色々なドッグフードがあって、みんなよさそうに見えるからどれを選んだらよいのか分からない。そのお悩みはごもっともです。
シニア
シニアになると食欲が落ちてくるので、心配になる飼い主さんも多いことでしょう。
消費カロリーも落ちているため、食べる量が落ちてきても無理をして食べさせる必要はありません。
少ない量でも栄養が取れるように、カロリーが高めのドッグフードや完全栄養食をあげることをおすすめします。
また、シニアは顎の力が落ちてくるため、ウェットフード、もしくはシニア用の柔らかいドライドッグフードをあげて下さい。
シニアフードは7歳から切り替えた方がいいの?老犬用フードの選び方
愛犬がシニアと呼ばれる時期になってくると考えるのが、ドッグフードの切り替えです。
ドッグフードの中には全ライフステージに対応したものもありますが、基本的にはライフステージが代わると、ドッグフードを替えていく必要があります。アダルト件
機能性ドッグフードの選び方と与え方how-to
機能性ドッグフードは、わんちゃんの健やかな毎日を支える、栄養面に配慮したドッグフードです。
あくまでも健康をサポートする上での気になるポイントに応じて、栄養素などに配慮するものです。
体重管理
体重管理におすすめの機能性ドッグフードは、低カロリー仕立てのドッグフードです。
「体重管理用」「低カロリー仕立て」などの表記があるものが好ましいでしょう。
基本的には、袋に記載されている給餌量を目安にあげていれば問題はありません。
体重管理のためには、おやつなどは併用してあげないようにして下さいね。
アレルギー
アレルギーのあるわんちゃんには、その食物を含んでいないドッグフードを選ぶことが大切です。
袋に記載されているアレルギー表示を必ず確認してから購入して下さいね。
稀に、同じラインでアレルギー食物を扱っているドッグフードに対しても、反応してしまうわんちゃんもいるので、心配な方は手作りのドッグフードにするのもおすすめです。
持病持ち
持病を改善できる効果は機能性ドッグフードにはないので、獣医さんに相談することが好ましいです。
生活を改善するという面からのサポートなら、市販の機能性ドッグフードでも可能なので、体の弱いわんちゃんには、
添加物フリーなどの優しいドッグフードを選んであげると良いですね。
また、穀物は消化の際に、わんちゃんの体に負担がかかりやすいためグレインフリーのドッグフードにしてあげることをおすすめします。
まとめ
今回は初めてドッグフードを選ぶ方でも分かるように、
わんちゃんのドッグフードの違いや選び方をご紹介しました。
ドッグフードへの食いつきは、わんちゃんの好みもよく反映されるものなので、飼い主さんが見極めてあげることも大切です。
お家のわんちゃんのお気に入りのドッグフードを見つけてあげて下さいね。

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